人事制度とは、会社と社員のベクトルを合わせること。評価制度は、社員の無知の知に気づいてもらうきっかけづくり。しっかりと定義されていて、記憶に刻みたい言葉がたくさんあった。
コルクは創業から10年が経ち、まさに今、独自性のある人事制度を作ろうとしている。今、読んでちょうどよかった。
内容紹介
中学時代に習ったこと、覚えてますか?
中学の教科書に載っていたことを覚えていますか?
多くの人にとっては、すべての勉強の基礎になっている大事な「当たり前」のことですが、思い出せと言われても思い出せる方は少ないでしょう。
この「この一冊ですべてわかる 人事制度の基本」には、人事の当たり前が詰まっています。
人事が常に立ち返り続けなければならない原点です。
人が人である限り、組織にとって大切なことはそんなに目まぐるしく変わりません。
だからこそ、この書籍を出版するのには苦労しました。
出版社は目新しいこと、新しいテーマを求めます。
本当に大事なことを出版するのは、とても難しいことなのです。
この書籍を出版させてくださった日本実業出版様には本当に感謝をしております。
この書籍は、タイトルだけみると爆発的に売れる本ではありませんが、著者が長年書きたいと望んでいた人事の土台・基礎であり、集大成を詰め込んだ一冊です。
末永く、多くの人事の方に手にとっていただければ嬉しく思います。悩んだらこの書籍に立ち返り、人事の初心を思い出してください。
企業の規模に関わらず、長年運用されてきた人事制度が時代に合わなくなっていることも多いのではないでしょうか。また、創業期から整備してきたものの、今の人事制度で本当に自社にあった評価をできているか疑問、という会社も多いかもしれません。本書はそんな悩める企業の人事担当者・経営者に向けて、時代に合った、自社に合った、会社も社員も納得できる人事制度の設計・運用の基本をまとめました。著者は30年以上、一貫して人事の仕事を続けてきた人事コンサルタント、これまでに400社以上の人事制度に携わってきた「人事のプロ」です。大企業から中小企業まで、業種・規模もさまざまな会社の人事制度を知る著者だからこそお伝えできる「普遍的」にして「汎用的」な、人事制度の決定版入門書です。
*こちらからもご購入いただけます
CONTENTS
- 第1章 人事制度の「目的」をあらためて考える
- 第2章 人事制度設計における「考え方」の確認と制度の全体像
- 第3章 「会社の社員に対する考え方(人事ポリシー)」を確認する
- 第4章 等級制度と職位制度の設計
- 第5章 評価制度の設計 / 第6章 給与制度の設計
- 第7章 人事制度の運用 / 第8章 評価者の育成
著者紹介
西尾 太
1988年 早稲田大学政治経済学経済学科卒業。
いすゞ自動車株式会社 人事部門工場労務セクション、
株式会社リクルート 人材総合サービス事業部門を経て
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)人事部門
最終職歴:人事部長)、
株式会社クリーク・アンド・リバー社人事・総務部長を歴任。
2008年フォー・ノーツ株式会社設立、代表取締役。「人事の学校」主宰。
著書に「人事の超プロが明かす評価基準」、「働き方が変わる、会社が変わる、人事ポリシー」、「超ジョブ型人事革命」などがある。