「オンライン会議に臨むときの服装」や「ZOOMの背景」など、テレワークには注意すべきポイントがいくつかあります。
テレワークでは身だしなみについては決まったルールがありませんが、客観的にみて「今の身だしなみが周りにはどう映るのだろう」と考えでふさわしいか否かを検討するのがよいでしょう。

テレワークで働くことが当たり前になりつつある昨今。「服装はどうしよう」「zoomの背景は変えた方がいいのかな」――。このように考えたことがある方は、少なくないはずです。
今回はテレワークが浸透した今だからこそ確認したい、身だしなみの注意点についてお話ししていきます。
「テレワーク中に席を立ったら、部屋着を着ている下半身が見えてしまった」といった笑い話もあるようですが、自宅でテレワークをする際にはどのような服装で臨めば良いのでしょうか。
オンライン会議となると「男性はみんなポロシャツで登場する」のはよくある現象です。必ずしもポロシャツである必要はもちろんありません。大事なのは「汚らしくない」ことです。
よれよれのTシャツなどでは、相手に不快感を与えかねませんよね。必ずしもスーツやポロシャツである必要はないですが、清潔感を意識した格好でカメラの前に座りましょう。
また、可能であればマスクは外した方が良いです。マスクをしていると、表情が読み取りにくくなりますし、リアクションも伝わりづらくなってしまいます。プレゼンテーションなどにおいてはノンバーバルな情報、すなわち身ぶり手ぶりや表情、抑揚、テンポなども重要になってきますので、自宅内などで支障がなければマスクを外すことをオススメします。
見落としがちなNG例の一つに、カメラに近づきすぎて顔がアップになってしまっている人がいます。これでは服装に気を配っても台無しです。
顔とカメラの距離もオンライン会議のポイントになりますので、自分が相手にどう見えているか気にかけましょう。バストアップくらいの距離感を保つのがいいのではないでしょうか。
Zoomなどではプライバシー保護のためにバーチャル背景を設定できる機能があります。どのような背景にすれば、「仕事ができる人」に見えるのか考える方もいるようです。
しかし、私の意見としては新たに背景を設定するよりも、後ろがそのまま映っている方が好感を持てると 思います。
もっとも、「扉が開いたままのクローゼットが映っている」とか「散らかった室内が映っている」だと「この人どうなの?仕事もできなさそう……」と思われてしまいますが、よっぽどの問題がない限りは、背景をそのままにしておくのが良いでしょう。
どうしても背景を付けたい場合はあくまで「ビジネス」であることを念頭に。例えばヤシの木がそよぐハワイなどの背景は 、場を和ませるのには使えるかもしれませんが、ビジネスの会議には向かないでしょう。
行き過ぎた背景は、不自然ですし自意識過剰に見えてしまうかもしれません。
なお、必ずしも壁紙を設定しなくても、自分の背後にホワイトボードを用いて、会議の内容などを書き映すことができれば、よりオンライン会議を活用できます。ホワイトボードが無くても、紙にアイデアを書いて見せたりすることはできるでしょう。
情報伝達の効率は視覚が最も高いといわれています。
オンライン会議も使いようによってはより、有効活用できるのではないでしょうか 。
テレワークが浸透してきたとはいえ、オンライン会議時の身だしなみについては決まったルールがありません。どこまで許されるかを試すというよりは、客観的にみて「今の身だしなみが周りにはどう映るのだろう」と考えて、ふさわしいか否かを検討してみて下さいね。

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人事異動を拒否する人が稀にいます。拒否するにはそれなりの理由があるはずです。人事部はどのように対応したらいいのでしょうか? 今回は「人事異動」シリーズ第2回。『超ジョブ型人事革命』(日経BP)の著者・西尾太が、人事異動を拒否された際の正しい対処法について紹介します。
人事ポリシーとは会社の「人」に対する考え方を表明したものです。
会社が抱える「人」の悩みの大半は、社員との間にある意識のミスマッチが原因です。
自社に即した人事ポリシーによって意識をすり合わせることができれば、
複数の課題が一気に解決することも珍しくありません。
人材育成は、「研修」や「評価」など、さまざまな方法があります。なかでも「人事異動」は、仕事内容、人間関係、上司が変わり、新たな環境に対応することで、社員が劇的に成長します。ただし、計画的かつ戦略的に実施することが重要です。その鍵を握るのは、人事担当者が作成する「人事異動方針」です。
「人事の仕事」と言われてすんなりイメージできる人は少ないはず。
その理由は、人事の仕事の特性と会社の求めることとのギャップにありました。
このギャップに気づけないと、
会社からの期待に応えられない人事担当者になってしまうかもしれません。
戦略、企画、運用、オペレーション、そして、人員計画、採用、異動、労務、評価、給与、規程、教育研修など、業務の幅が非常に広い人事職。人事担当者は、どのように学習し、キャリアを構築していったらいいのでしょうか?本記事では、新任担当者から主力メンバーになるまでのキャリア構築の方法を「人事の学校」主宰・西尾太が解説します。まずは反面教師として「イタイ人事担当者」について知っておきましょう。
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とはいうものの、きちんと勉強している人事担当者が少数派というのもまた事実。
まずは通勤などの隙間時間でいいので、勉強習慣を始めてみませんか?
働き方が多様化する中、週休3日制を導入する企業がでてきました。週休3日制は企業側としてメスを入れにくい「人件費」という大きなコストの削減を、印象を悪くすることなく実現する事ができます。また、社員側としても「会社以外で、他のキャリアを積むことが出来る」というメリットがあり、一見双方にメリットが有るように感じる施策です。さて、今回は、「週休3日制」のメリット、デメリットについて検証してみます。人事担当者は週休3日制を「どうやって運用」していくべきなのでしょうか?
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しっかりとしたキャリアステップを描き、浸透させ、社員の成長を促しましょう。