私たちがお会いする社長の9割がそうお答えになります。
そして驚くことにその7割の方が、「人事制度とは、所詮そんなものだ」と思ってらっしゃるのです。
ここに、『評価基準』とこの小冊子でお伝えしたかった、
私たちが人事コンサルティングという仕事をしている『最も重要な理由の一つ』があります。
人がすぐに辞めてしまう、人材の育成ができない、組織のモチベーションが上がらない、社内に給与に不満を持っている人がいる…。この小冊子の主人公である渋谷社長のこうした悩みは、この本を手にしているあなたにも覚えがあるものではないでしょうか。
こうした悩みを解決するために、人事制度を導入しようとしている、
あるいは最近、導入したばかりだとしたら、今すぐその『導入を止めること』をお勧めします。
テンプレートを見ながら人事部で作った制度や、外部の専門業者に丸投げして作った制度により、社長の意図に反して会社がびっくりするくらい傾いた事例を、私たちは見てきました。また、もし人事制度の導入に悩み、踏み切れずにいるとしたら、おそらくあなたは忙しすぎるのだと思います。その忙しさが今回は幸いしました。
その様な時間のない社長様にも、まずはこの小冊子を30分だけ読んでいただければ、人事制度の導入で会社を傾けないための『たった一つの大切なこと』に気づいていただける様に、必要なポイントだけがまとめられています。普段なじみのない人事分野の話を楽しく読んでもらうために、渋谷社長を主人公とした共感できるストーリー仕立てになっています。
あなたが会社を経営することで『本当に実現したかったこと』に集中するために、人事制度の運用の問題に時間を使うのは、この30分を最後に永久に終わりにしませんか。
この小冊子がみなさまのお役に立つことを心より願っています。
【小冊子3部作】のご紹介
・期待の若手社員が辞めた理由とは?
・幹部候補がいない、社員の成長感がない
・全ての原因は「評価と給与」のアンバランス
・社員を公正に評価する制度を作るためには?
・コンピテンシーとは何か?
・制度は運用できなければ意味がない
・企業の経営者たちの本音とは…?
・「制度は育成のためにある」
・人事ポリシー(2)給与は何に基づいて払うのか?
・人事ポリシー(3)社員に働いてもらいたい期間は?
・人事ポリシー(4)軸となる考え方は何か?
・グレード制度(1)影響力を見える化する
・グレード制度(2)役職とは別に考える
・コンピテンシー(1)求めることの具体的な違いは?
・コンピテンシー(2)選定のポイントは?
・評価の仕方…目標管理とプロセス評価を行なう
・給与の設定…社員の成長に報いる給与体系にする
・ポイントは『目標設定』と『擦り合わせ』
・幹部候補も見つかり、未来が見えてきた
・人事ポリシーとは何か?
・評価とは何のためにするのか?
・制度を導入すべき時期とは?
・『制度そのものの問題』と『運用の問題』
・導入に向けて(1)どんな制度なのかすべての社員に説明する
・導入に向けて(2)管理職のマインドをリセットする
・導入に向けて(3)適性検査でパーソナリティを明らかにする
・導入に向けて(4)目標設定の具体的な方法を教える
・人事制度と聞いて何色を想像しますか?
・制度によって変わるもの・変わらないもの
・管理職とは「何」を管理するのか?
・部下の夢は知っていますか?
・目標設定は『戦略と育成』についての議論
・『西を目指せ』はNGワード
・パーソナリティ診断で『自分の性格』を理解する
・性格は変えにくいが、行動は変えられる
・制度の正念場『運用』のフェーズへ
・まずはテスト導入から始める
・部長クラスのグレードに求められること
・共通言語が社内文化を醸成する
・運用の成否は人事担当者にかかってる
・最初の目標は項目を揃える
・目標は必ずしも「数字」だけとは限らない
・進捗管理は短いスパンで行う
・評価は『甘辛』の調整が大切
・『しんどいマネジメント』と『楽なマネジメント』
・その評価で伝えたいメッセージは何か?
・会議を『育成』の場として捉える
・その評価に『愛』はあるか?
・社長が伝えるべきこと
・評価フィードバックが社員を育てる
・『会社が求めていること』と『自分ができること』
・続けていくことが価値を生む
※は必須入力項目です。