導入事例
企業理念を実現する人事制度の構築
Q：人事制度構築コンサルティングを受ける前の自社の課題を教えて下さい。
中心課題は評価制度です。以前は、評価制度自体はありましたが、古い制度をメンテナンスしている状態のため現状と制度のギャップが出ていました。そこで給与制度も含めた制度の再構築を進めようということになり、バランススコアカード（BSC）や目標管理制度（MBO）の導入も検討していましたが、仕組みをつくる段階で滞っている時にフォー・ノーツさんのことを知りお声掛けしたのがきっかけです。
Q：コンサルティングを受けている中で印象に残ったことはありますか？
いい意味でコンサルっぽくないな、と感じていました。
制度の見直しを進めるにあたって、経営も人事もただのルールではなく、「企業の魂が入った人事制度」にしたいという気持ちがありました。フォー・ノーツさんはその思いをしっかりと受け止め、ただの理論屋でなく経験から得た引き出しの中から当社に合うものを選んでくれるというバランスが良かったです。例えば評価制度部分で言うと、BSC、MBOに加えコンピテンシーを取り入れたのが、当社に活きる仕組みだと思います。また、制度を作るだけでコンサルティング終了ではなく、従業員向け説明会や評価者研修、評価調整会議にも参加いただき、人への想いも含めて会社の幹となって運用していくための導入サポートを行っていただきました。
各施策に対し、信念を持って「やるべき」「やらないべき」という意見をくださるのも高い価値だと思います。
Q：評価者研修や評価調整会議後、社員の方に変化はありましたか？
評価者にとって、評価者研修はマネジメントの基礎を学ぶ機会となりました。「マネジメントって何をしたらいいの？」という人が多かったのですが、ベースとなる知識や管理のポイントが分かることで、「自分はどんなリーダーになるか」を考えるきっかけになったようです。さらに、役員や部門長が集まり行う評価調整会議で、社員一人一人の評価についてオープンに議論することで人を育てる意識がより上がったと思います。
Q：適性検査B-CAVtestⅡを御利用いただいておりますが、いかがでしょうか？
当社の社員の傾向値や、ハイパフォーマーはどういうコンピテンシーを持っているのか、など明確な基準として出すことができるので、当社に適した人材の採用基準を決める際に役立ちました。また、自身の強み弱みを知ってセルフマネジメントするためのツールとしても活用されています。
Q：人事制度について悩んでいる企業へのメッセージをお願いします。
人事に対する想いはあるけど、何をしたらいいのか、何から始めたらいいのか分からない企業さんがいれば、フォー・ノーツさんが解決してくれると思います。その会社の目指す方向や社員に対する想いを受け止めて、そのための仕組みづくりを一緒に実現してくれる、と感じますね。
会社名：日本コンベンションサービス株式会社
代表者：代表取締役社長 近浪弘武
設立：1967年（昭和42年）12月7日
社員数：285名
事業内容：コンベンション事業／通訳翻訳サービス事業／人材サービス事業
WEB：http://www.convention.co.jp/
