コラム
リソース戦略
3月6日の「人事プロデューサーフォーラム2019春」にお越しいただいた皆様、お忙しい中ありがとうございました。おかげさまで今回も、百数十人の方にお越しいただきました。
講演は前半に、RPAについて
ディヴォートソリューションの洞本社長より、
「今さら聞けないRPA」というタイトルでお話しいただき、
後半は僕、西尾が、「リソース戦略」というテーマで話をさせていただきました。
懇親会にも多くの方に参加いただきました。
RPA(Robotic Process Automation )、来ますよ。確実に。
AIも進化しますよ。
今日、お会いしたある会社の事業戦略担当の方からも、AIが判断し、「部長」にそれを伝え、それを人からの指示として部長が部下に伝える、ということが現実に起こっているという話を聞きました。
その流れの中で、人口減少です。省力化が進み、人材不足と相殺できるかもしれません。しかし、求められる職務は大きく変わるでしょう。
そんな中で、企業人事はどうしていくべきなのでしょうか。
「人、それも雇用契約の人」のみを見ていたらダメだと僕は思います。
人も、あらゆる雇用形態の人、そして業務委託、例えば、他社の社員だけど副業で来てくれる人、フリーランス、企業間留学など、人のリソースは様々です。
そしてAIでできること、RPAでできることを見極め、どの仕事をどのような人や機械にやってもらうのかを検討して決めていく機能を「人事⇒もはや人事ではない?」が持たなければならないと考えます。
HR=ヒューマンリソース、ではなく、リソース部門になることが求められるのではないか、そうでなければ人事部門の位置づけは下がってしまうのではないか、と考えています。
ということで、人事担当者には、これまで以上に高い視点と広い視野が求められます。
そこで!!
新刊です。
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学術書ということで少々お高い設定ですが、人事関係者の皆様、ぜひお手に取っていただければと願っております。
この本についてはまた改めて書かせていただきます。
3月は出張続き、名古屋・京都・大阪、明日から会津若松、仙台、大阪堺・・・、また名古屋・・・。おいしものにありつける時間がありますように・・・。
西尾 太