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Column

就活

2016.3.8

短期決戦と言われる2017就活がはじまった。

「解禁」というキーワードの倫理憲章なるものに振り回される採用のご担当も、学生も、
大変だなあ、と思う。

就活生に伝えたいのは、
結局、これからの時代、終身雇用という概念はどんどん薄れるのだから、
あんまり深く考えすぎず、

「最初の社会人経験をどこで積むか」ということを考えて活動してほしい、ということ。

いつもお伝えする最初のキーワードは、
「なぜ就職するのか」・・・。

これについては、今からでも遅くないから、
よーく考えてほしい。

「働く」ということは、
なんらかの価値を顧客・社会に提供して、
相手が「お金を払うだけの価値があるよね」と認めてもらい、
収入を得ることだ。

だから、働くことによって「得ること」よりも「与えること」を考える必要がある。

それから、僕も、当社のメンバーもパートナーも、
「若いころはがむしゃらに働いていた」ということがあげられる。

「ブラック企業」っていうあいまいな概念にビビらず、
「思う存分働ける環境」を探してほしい。

去年就職した子に、
「どういう観点で会社を選ぶの?」と聞いたら、
「休みが多いかどうか」という答えが返ってきた。

「おまえは休むために働くのか!」と言ったもんだ。

まあ、僕も最初の就職活動の時は、それも大事に思ってたけどね。

「ブラック企業」っていろいろ定義があるのだろうけど(あるのか?ほんとにあるのか?)、
僕からすれば一言で言うと、
「あとから役に立つ経験が積めない企業」ということに尽きると思う。

価値が上がらないルーティンワークを永遠と続ける、
(これはそこに改善の余地があるかどうかということにもよるし、それにチャレンジさせてもらえるかどうかということにもよるんだけど)

それが長時間続く、それを休みなくやらされる、
ということについては、それはブラックだろう。

でも長時間仕事をしても、それが糧となる経験となるのであれば、
ハードワークにも意味があるんだ。

長時間労働が単純に悪いこと、とされる風潮が多いように思うけど、
「長時間労働=ブラック」とは限らないということだと思う。

「良い経験、が詰める会社」を見つけて選んでほしい、と思う。

そうそう、先日、地方の小さな広告代理店から、
超有名な大手の広告代理店に転職した人とお会いした。

どこに入ってもチャンスはあるんだよ。

いろいろな人に会って、いろいろな会社を見て、
自分のキャリアを考えていってほしいと願います。

フィー・ノーツですか?
長時間みんな働いてるってことでは●●●●企業ですか?

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