コラム
深川三中
森三中ではない。
お盆なので、人事に関係ない話題を続ける。
深川三中は僕の母校だ。卒業してからもう何年だ?30年以上か?
引越したりして、深川に住んでいないので同級生の消息も知らないが、みんな元気かな。
ちょっと思いついて深川三中の ホーム―ページを見てみたら、当時とのえらい違いにいまさらびっくりしている。
校舎が新しくなったのは、まあ時代の流れだからいいだろう。
びっくりは制服だ。男女ともブレザーだよ。
当時は男子は学ランで女子はセーラー服だった。別にそのままでもいいんじゃないの?学ランだめ?
おまけに三中はなぜか、男子全員「坊主頭・三分刈り」だった。公立中学校なのにだ。理由はしらない。
これが嫌でねえ、しかたなくそうしていたけど、三分刈りってのは、指を髪の毛に差し込んで、そこから髪の毛がはみ出さない長さを言う。
今はともかく、髪の毛が豊富にあるうちに短く刈ってしまうなんて、なんてもったいないことをしたんだと、つくづく思う。
当時僕はピアノを習っていて、坊主頭で発表会に出るのが嫌で嫌で、それで習う気がなくなってしまったといっても過言ではない。
1学年に9クラスあって、組替えなんてすると、ほとんど知らない人ばっかりだった。今は6クラスらしく、それでも今どきは多い方なんだろう。
多少荒れていたが、なんといっても先生が強かった。それはよかったと思う。先生に殴られる時はそれ相応の理由があり、こちらとしては納得していたし。
いまはもう坊主頭じゃないんだろうな。資料室に呼ばれる、なんてこともないんだろうな。
いろいろあったけど、楽しい中学時代だった。高校からは男子校で、大学時代は極めてぼーっと過ごしていたので、なぜか中学時代の方が記憶が鮮明だ。
まさか30年後、こんなになっているとは、露ほども思っていなかった。
では、よいお盆を。
フォー・ノーツは14日?18日まで全員お休みをいただきます。