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Column

本番に強くなる

2010.9.15

また本の紹介ですが・・。

SUGIYAMA先生から教えていただいた本。
?

先生は、「もっと早くこの本に出会っていれば!」と、熱く語ってくださった。
やっぱり、アーティストには特に本番はたいへんで、プレッシャーも大きいだろうな。特にジャズは・・・。
で、いかにして「プレッシャーをパワーに変える」かということが書かれている。
僕は本番にそれほど弱くないが、それは、本番のことを事前にあまり真剣に考えていないのかもしれないという反省点もあり、またゴルフでもライブでも終わった後に、「もっと練習しときゃよかった」といつも後悔するのだから、決して本番に強いわけでもなかろう。

特に先生に紹介いただいたところが、

行動=「意識」×「下意識」×「セルフイメージ」 だということだ、。

(人事の学校や研修では、潜在能力やパーソナリティ×モチベーション=行動って言っているけどね。下意識というのが、基本的には潜在能力で、セルフイメージがパーソナリティ、意識がモチベーションに近いのかなあ。セルフイメージもモチベーションに近いかも。いずれにしても「行動」の分解方法の違いだな)

下意識というのは、潜在意識とでも言うのだろうか。
車の運転は、教習所で習いだした頃や初心者マークのころって、「ハンドル握ってギア入れて、アクセルがこれでブレーキがこれで(マニュアルだったらクラッチ切って)・・・ってひとつひとつ意識して行っている。それが練習して経験を積むと、いちいち意識しなくても体が勝手に動いてスムーズに運転ができるようになる。それが下意識。

意識は一度にひとつのことしか考えることができない。

下意識がすべての精神の力の源。無意識にできる技術・技能かな。

そしてもう一つ、セルフイメージ。セルフイメージとは、「そうすることが自分らしいというイメージ」。セルフイメージと実行行動は常に一致する。スマートに運転している自分の姿とかかな。

で、これらのバランスが大事だとのこと。

意識=下意識=セルフイメージ のときをトライアド状態といい、結果がうまくいく。
意識>下意識=セルフイメージ 初心者がつまづく状態。
意識=下意識>セルフイメージ どうしても勝てないベテラン、だそうだ。
意識<下意識=セルフイメージ 意識を集中できず気が散ってしまいケアレスミスを起こす。
意識=下意識<セルフイメージ 実力がないのに自分らしいか、を気にする「うぬぼれ屋」だって。

ということで、ものごとがうまくいかないのは、これらのバランスが取れていない時。
今自分がどういう状態か(これは組織でも十分当てはまると思う)、よく検証して事に臨みたい。

気をつけよう。やっぱり練習、大事だよなあ。

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