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Column

人事異動

2010.5.22

今日は人事の学校の??で、採用と配置の回。

採用はよく書く(書いてたっけ)んだけど、異動についてはあんまり書いてない(書いてないっけ?)ような気もする。
(やっぱりアタマが高速回転中、ちょっと空回り)

地方拠点を多数持つ数百人規模の会社の定期異動を担当していたけど、徹夜続きでたいへんだったなあ。

自己申告制度による社員の異動希望を確認して、できるだけその希望をかなえられないかをくまなく考え、特に異動優先順位が高い人材の異動については、人事担当としては信念を持って働きかけをしなければならない。

自己申告読んで、異動希望と現職在職期間を確認して、早急に異動させるべき人材をリストアップして、各現場と交渉する。本人の希望通りになればいいが、「転勤の希望」はかなえてあげられても、「希望勤務地」についてはかなえられないこともある。大阪勤務で、転勤希望、希望先は東京、というときに、転勤の希望はかなえても、行先は札幌だったり・・・。

会社にいる日中はそれを職場と調整したりして、夜は会社や自宅で異動案のメンテナンス(うまくいったものを確定して、調整がうまくいかなかったものは別の案をつくるなど)(今は個人情報持ち出しにくいから、自宅で異動案のメンテナンスなんてできないのかもね)をして、ほぼ徹夜が続いたりしたなあ。

希望をかなえられるときとそうでないときがあったけど、「自己申告したら、ほんとうに異動になったのでびっくりしました」という希望がかなった社員から言葉をもらうとうれしかったなあ。その逆もあるわけなんだけど。

自己申告制度も人事異動も、いずれにしてもそれを有効にしていくのは、人事担当の信念の強さだと思う。

今年、上司が異動を認めなくて(彼がいないとうちのセクションは成り立たないんだ・・・とか)希望がかなわなくても、「来年は動かしてくださいよ」という言質をとっておいて、翌年にはちゃんと覚えておいて、「去年、来年はいいよっていったじゃないっすかあ」というプレッシャーをかけたりする。

適材配置、適材適所って、言うは易しだけど、それをやるんだって根性が大切だよね。

異動担当の皆さま、ほんとうにお疲れ様です。

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