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Column

重要と緊急

2010.4.7

人事の皆様は、いま、重要でかつ緊急な案件がてんこ盛りで大忙しだと思う。

僕も人事部長時代は、4月から6月の賞与支給までは目の回るような忙しさで、メンバーには乗り切ったときのご褒美を約束させられたりしていたものだ。

僕も現在、「緊急でかつ重要」か、「とにかく緊急」、という仕事に追われていて、GW明けまで・・・といういま今「緊急でない」けど「重要」な仕事になかなか取り組めない。これってストレス溜まりますね。

それでも、「緊急でないけど重要」な仕事というものについては、しっかり意識して時間を作って取り組まないといけない。

人事で言えば、人事制度改定の企画や教育体系の整備の企画、採用方針の見直し、新たな施策の導入の企画などで、しっかり計画的に取り組まなければ為し得ない。

「重要で緊急」と「とにかく緊急」という仕事でだいたい1日終わって、それなりの疲労もあって「仕事したよなあ」という感覚になるけど、それだけではだめで、「緊急じゃないけど重要なことに、今週はこれだけ取り組めた」というところに達成感を持っていかないと、「ずるっ行く」よね。ずるっと行くのが一番よくない。

結局それでは変わらないから。

僕はもともとはアドリブ派であって計画派ではないので、よっぽど意識しないと「ずるっと行っちゃう」し、「今日できることは明日しよう!」と平気で思えてしまうので、それが精神安定剤ではあるけれど、それが続くとストレスになる。

そう、取り組んじまったほうが、やっぱり精神的にも体力的にも楽かもしれない。

というわけで、緊急案件に忙殺されるこの時期、たいへんだと思うけど乗り切っていただき、かつちょっと立ち止まることもぜひ心にとめていただきたいと思う。

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