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Column

松林図屏風

2010.3.23

音楽には興味があるが、絵画・美術というものにからきし関心も興味もなかった僕が、東京国立博物館の「没後400年 特別展長谷川等伯」を見に行った。たまたまNHKで等伯の「松林図屏風」を見たときに、「僕を呼んでいる」という感じがしたからだ。なんか、魅かれた。

博物館なんて、記憶にある限り行ったことがない。絵に興味がないので、そういうものを見に行ったこともない。それが、わざわざ行くんだから、よっぽどのことである。

入るのに40分待ちという、「みんな興味あるんだなあ、ご苦労さんだなあ」という状況の中ようやく館内に入り、すんごい混んでいる中見て回ろうとすると、500円出せば松平定知さんの解説をヘッドホンで聞けるというではないか。「その時歴史は動いた」ファンの僕としては、「これで臨場感たっぷり」である。

で、お目当ての「松林図屏風」は順路の一番最後に展示されていた。最も混んでいて、なかなか近くで見れなかったが、やっぱり「呼んでいた」だけあって、なんかすごい。水墨画だそうだが、すごく引き込まれるものがあった。絵をみてこれだけ感じることはこれまでなかったから、やっぱりすごいもんなんだろう。さすが国宝。

歳をとったのだろうか。歳をとると演歌がしみるそうだが、まださすがにそれはないけど、絵を見に行こうと思って行くというのは、僕もそういうことなんだろうか。

売店で「松林図屏風Tシャツ」を売っていて、買おうかどうかすごく悩んだ。2600円。「いつ着るんだよ」という天の声が聞こえて買わなかったが・・・・・・やっぱり買えばよかった・・・。

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