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Column

客観面接・主観面接

2010.3.21

木曜日は人事プロデューサークラブの基礎講座?と応用講座のダブルヘッダー企画。基礎講座には新しいご参加者の方々が多く、応用講座は加えて会員さんが多く集まった。

人事プロデューサークラブのまもなく2年目となる。メンバーが充実してきた。

さて、応用講座のテーマは新卒採用の時期でもあり、「採用における客観面接のノウハウ」として日本エス・エイチ・エルの取締役の清田茂さんにお話いただいた。参加者の関心も高く、VTRにおける模擬面接の評価もみんなで行い、貴重な機会となったと思う。

ありがとうございました。清田さん。

客観面接は大切だ。採用における面接の有用度は決して高くない、とおっしゃっていたが、その通りだと思う。また、今回の参加者のみなさんの模擬面接の評価もほぼ近い結果となったので、客観面接というのは、面接官の視点を合わせるのにも有効だろう。

また、昇格アセスメントにおいてのコンピテンシー面接の仕事をさせていただくこともあるが、コンピテンシーに照らし合わせての面接の有効性はとても実感している。

客観面接も、主観面接(いわゆる、当社に合う・合わないを見る)もどちらも大切ということだが、その通りだと思う。

僕は採用の場面で、主観と客観をあまり意識したことがないけど、ご縁があるなあという方については、1時間以上、場合によっては2時間ぐらい面接させていただいていた。ある程度客観的な情報をつかんでおけば、あとは心をつなぐ仕事である。

面接官で大切なのは、選ぶことに加えて、口説くことである。志望動機が低い応募者の動機を高める役割がある。口説くためには、腹を割らなければならない。腹を割るとは、相互の主観の世界のぶつかりあいだ。

清田さんも言っていた。「人はわからない」と。でも「つながったな」と思えるときは必ずあって、そういう方は入社後に活躍されるケースが多かったと思う。

でも、面接には限界があることは理解しておいた方がいいと思う。間違っても自分の面接は完璧だと思わないこと。「間違えかもしれないけど、この人に入社して欲しい!」というような出会いがあればそれがいいと思う。

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