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Column

ベンチャーの盛衰

2009.8.16

14日のお盆の真っただ中に、まじめに仕事をしている人たちはたくさんいて、クライアントと「人事を考える」MTGを行っていた。そのあとお食事に行ったけど、近頃肝臓が調子よくないのと、荷物が多くてクルマだった僕は終始ウーロン茶でがんばった。頭がさえていられるので、会話の深みも味わえ、たまにはノンアルコールで夜を過ごすのもよいなあ。

さて、メンバーは3人だったけどベンチャー企業に携わっている人たちなので、いろいろなことをよく知っている。ITバブルからその後、ITの伸びとともに、会社が伸びた会社、でも産業の伸びと同じくして伸びなくなった会社、おかしくなった会社。すごく勉強になった。Oさん、Yさんありがとう。にしてもずーっとウーロンハイだったけどそんなにおいしいのかなあ。

会社の成長と存続は、歌のヒットチャートに似ていると思う。僕は「サ・ベストテン」世代なので、最近のヒットチャートの動向はからっきしだが、発売後いきなり1位になるような歌は、ヒットチャートから消えるのも早かった。それに比べ、演歌は、1位にはなかなかならないけど、じわじわと上位に入り、息長く残っていた。

今まで僕がいたベンチャーは、どちらかというと演歌に近い成長をしていた。それだけじわじわと市場に地位を作っていったわけなので、いきなりだめになることもないように思えた。

成長スピードを見るというもの大事だと思う。急成長した会社は、仕組みをしっかり作っておかないと、衰退も早いかもしれない。

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