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Column

マニフェストと戦略

2009.8.2

テレビを見ると、政党のマニフェストについての番組が多い。昔のように漠然とした訴えより、その内容は具体的でよっぽどいいと思う。

ただ、大きな国家観としてはどうなんだろう。日本は世界に対して何を価値として提供して生きていくのだろう。そして国民には何を目指していってほしいのだろう。
いろいろな施策はそれはそれでいいのかもしれないけど、そもそも僕たちはどこへ行くのだろう。
目標と戦略だ。これがどうも薄い気がしてならない。

企業も同じだ。人事も。人事制度や教育や採用は施策だけど、そもそもどこに向かっていてどのような戦略(道筋)で行こうとしているのかが見えていなければ、現状のモグラたたきだけで終わってしまう。
人事制度を作るときには、必ず「人事ポリシー」をお考えいただくようにしている。そして人事ポリシーの上位概念に企業の戦略がある。これらを実現する手段として人事制度という施策がある。

自分も含めて、顕在化した問題に対しての対応を考えるのはよくやることだけど、「そもそもどこへ行こうとしているんだっけ」という将来に向けてのことを考える、いわゆる戦略を練るというのは、今の日本人って得意じゃないのかな。
ちょっと立ち止まって、先を考える時間を作りたいと思う。会社や部門の将来像と自分のキャリアの将来像を。できるだけ具体的な方がいいようだ。行き先が具体的なら、道筋もより明確になるから。

ところで選挙には、みなさん行きましょうね。

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