評価制度も人事の悩みも、
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Column

選挙(2)

2009.7.15

都議会議員選挙がああいう形で終わり、政治がどたばたしている。投票率が10%上がって、その上がった分、民主党が躍進したんだそうだ。

やっぱりひとりひとりの意識と行動には、政治家さんたちも勝てない。で、動いた結果が明確に見えた。何がいいとか悪いとか、ここで論じはしないけど、行動しないで後悔するより、行動して結果を出して、それで失敗なら失敗でしかたがない。とにかく動くことだと思う。

それにしても首相を変えるだ変えないだと、またぞろ自民党さんは言っているけど、「組織の問題を人事のせいにする」のは会社でもよくあることだ。たしかに人事を変えれば変わることもあるにはある。でもそれは短期的な外科的処方である場合が多くて長持ちしない。「誰がやっても同じ」という人もいるけど、今の政治は明らかに組織の問題だと思う。組織が国民の総意を得ないでトップの「人事」を選び、それがだめならまた「人事」に手をつけようとする。過去2回人事で失敗した。3回目も失敗だと言う。また人事で解決できると思っているのだろうか。

違うと思う。今の国民の多くはおそらく、単に首相を支持していないのではなくて、今の「組織」がそのままではだめだと言っているのだ。人事の問題ではない。組織の問題だ。そして組織戦略の不在だ。

会社の中でもその問題の根本は何かというときには、組織の問題か、人事の問題か、仕組みの問題か、戦略の問題かということをよく分けて考えるべきだと思う。
大企業だって倒産する。イノベーションなき組織は退場する。政党も同様だというご認識をもっていたけたらいいと思う。

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