評価制度も人事の悩みも、
普遍的な体系で
一気に解決する人事のプロフェッショナル

Column

「徹底的に給料の話をしよう」セミナー

2025.2.21

あれ?今日から花粉症か!?
さて、昨日(2月20日)、表題のテーマでセミナーを行いました。満員御礼、ありがとうございました。
お米と共に、初任給が高騰してきています。大手企業では30万円台あたりまえ、40万円を超える企業も出てきました。新卒が欲しい大手以外の企業はたいへんです。
お米は備蓄米の放出ができますが、人材の備蓄はなさそうなので、この流れは止まらなそうです。

昔は、大手企業、特に人気企業の初任給は低めでした。「まあ、あとから上がるからね」ってことは誰でもわかっていたことですし、初任給が高い企業については、「かえって怪しい」と思われていたものでした。
しかし、今は、違います。少子化が進み、若手の確保が難しくなっている中、「なりふりかまわず」優秀な人材を採りにいこう、としています。

一方で、そういう大手企業は、中高年狙い撃ちを併せて行っており、
早期退職制度、管理職の降格制度などを進めています。
「人材の入れ替え」です。
そういった新聞記事が毎日のように出ています。
この動きは、ここ3年ぐらいに、急激に起こっています。
「30年かけて進んだ『脱・年功序列』の最終章」(日本経済新聞2月20日朝刊一面)とも言われていますが、
まあ、僕から見れば、「ようやくかよ」というところではあります。
この30年は、「失われた30年」そのままであり、「遅きに失した」とも言えると思いますが、
それでも、何も手を打たなくてよい、わけではないので、進めていくべきことだろうと思います。

中高年はたいへんです。氷河期世代と言われ、それでなくても今まで厳しい想いをしてきたのに、
ここにきて「入れ替えられてしまう」かもしれないのですから。

AIの進化もすさまじく、それらの変化を身につけるか、身を引くかの選択を迫られているようです。

ということで、人事制度、給与制度も改めて変革しなければならない時期です。
のんびりしていては、あっというまに危ないことになってしまいます。

昨日のセミナーで、ご参加者に伺いました。
「基本給の減額はありか」という問いに対して、
8割以上の方が手をあげました。
「賞与ゼロはありか」の方がやや少なかったですが、過半数は手を挙げられました。

さすが人事のご担当者、「わかってはいらっしゃる」のです。

ただそれを経営陣、現場の管理職が危機感を持って受け入れるか、が問題でしょう。

これから、一律で給与があがる、という時代ではありません(これまでもそうだったはずなんですけど)。
改めて、上げるべき人はしっかり上げる、下げるべき人は残念ながら下げる、
そのためには、しっかりと評価を行うということが大事でしょう。
そして「なぜ下がるのか」「どうしたら上がるのか」を社員に伝え続けることです。
これが、社員それぞれの自覚を促しながら、そのパフォーマンスをあげるきっかけになります。
下げるべきを下げることは、対象となる社員のためにもなるのです。
(それをせずに、早期退職制度に応募させて外に行かせてしまったら、その後に悲劇がやってきてしまいます)

それこそこれらは「いつやるの?」「今でしょ」という話なのです。
そして昨日もお伝えしましたが、それらを踏まえて5年後、10年後を想定しなければならないのは、
人事部門、人事担当者なのです。

長々と書いてしまいました。
しっかし、基本給が40万円になるまでに、すごく時間がかかったように思います。
それをいきなりもらっちゃって、大丈夫かなあ、とも思う今日この頃です。

おかしいなあ、スギ花粉症じゃないはずなのになあ。何が飛んでいるんだ?
ついでに、雨男でもないはずなのになあ。

西尾 太

お問い合わせ・資料請求はこちら

ご相談から質問まで、
まずはお気軽にお問い合わせください。