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Column

人事ポリシー(1)

2017.12.4

すっかり冬ですねえ。もう今年も終わりですか?

今年はどうだったのかな。あと1ヶ月、悔いのない1年にできるでしょうか。

そういえば、僕は最近、前職、前々職、前々々職の関係の方々と、
仕事の関係だったり、飲みに行ったりする機会ができました。
久しぶりに「その後どうなっているの」ってお話を伺うととても興味深い。
そこにいた時は辛かった時も、うまくいかなかったこともたくさんあったけど、
今思えば、貴重な経験でしたね。ありがたいことです。

先週末は、「人事の学校」基礎講座修了生の方々や、有志のメンバーで時々行っている「へべれけの会」合同で、弊社で忘年会を行いました。内藤さん、生ハムありがとう。
日本酒を飲み比べしたんで、みんなかなり酔っぱらったかな。

さて、12月20日発売予定で、2年ぶりに本を出版します。

「働き方が変わる、会社が変わる、人事ポリシー」

アマゾンでは現在は予約受付中になっています。

前回、「評価基準」では、人事という領域の中の、「人事制度」というカテゴリーの、「等級」や「評価」という部分に焦点を当てました。

今回は、もっと広い領域で、考えてみたいと思いました。

「企業は、そこで働く人について、どのように考えるんだっけ?」ということです。

「長く働いてほしい」のか、「数年でステップアップして卒業していってほしい」のか、
「人生の中で、仕事に重きを置いて働いてほしい」のか、「ライフワークバランスを優先して働いてほしい」のか。

これは、「何が正しい」ということではありません。

「会社の社員に対する考え方」
これを「人事ポリシー」と呼んでいます。

これは、それこそ会社ごとに考え方は違います。
何が正しい、というものではありません。
会社の想いであり、それぞれのオリジナリティです。

「働き方改革」が叫ばれています。全体的には生産性を高めていこうということですが、
それが必ずしも正しいとは限りません。すべての企業がそれを目指すべきかどうかはわかりません。

「ワークライフバランス」がいいとは限りません。
本来、会社ごとに、個人ごとに、考え方は自由であるべきだと思います。

ただ、企業と共に歩む個人の志向性、ベクトルは、できるかぎり同一かそれに近い状態の方が、いいのではないかと思います。

人事領域でうまくいかない多くの事例は、このベクトルが合っていないことから起こっています。

ついては、千差万別であるべき「人事ポリシー」ではありますが、
それを経営者のみなさんと、働く人たちで広く考えてみていただきたいと考えていました。
その考えるためのフレームのいくつかを示しました。

人事制度も評価制度も採用も育成も、その「人事ポリシー」あってこその方法論にすぎません。

僕たちは、コンサルテーションを行う最初に、クライアントに必ずこの「人事ポリシー」を整理していただいています。経営者の皆様には、「なんとなく想っていたものが、明確になった」と言っていただいています。

人事ポリシーとはどのようなものか、このコラムでも数回に分けて書いていきたいと思います。

関係ないけど、昨日、武蔵野GCの月例に出て、散々で悔しかったけど、まあ紅葉がきれいだったからよかったとしよう。

 

 

 

 

 

 

先週は、オカモトに引っ張られるようにして、酉の市の浅草 鷲神社へ連れて行かれ、
そりゃーもう大変な思いをして、やっと地味めな熊手を買ってきました。

商売繁盛するといいね。

 

 

 

 

 

 

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