コラム
一人前の人事担当者
今日は3月30日
年度末であり、プレミアムフライデーであり(まったく意識の外、月末の金曜日って忙しいに決まってんじゃん)、花見である(だいぶ散っちゃってるね)という日。
4NOTESは例年千鳥ヶ淵にお花見に行くことになっていて、今日行きますが、ちょっと寒いですね。
3月も、
駅伝に出たり(一人1.8kmを5人でリレーするんだけど、1.8キロなら余裕じゃん、っていう人もいるけど、マイペースで走る1.8キロと、抜かれたり抜いたりする1.8キロではぜんぜん違って結構きつい、エンジョイ駅伝とかいいながら、結構真面目に走ってしまう)、
http://4notesblog.blogspot.jp/2018/03/fb.html
(オカモトがスタッフブログにあげてます)
シャンシャン見にいったり(らしくないでしょ)、寝てたけど、
半年に1回の、大手企業をはじめとする人事部長経験者の皆様とのコンペで空気読まずにまた優勝してしまったり(すいません)・・・・。
そうそう、その時少しお話を伺ったんですが、
「一人前の人事ってどういう人材ですかね」という僕の問いに、
歴戦の勇士の皆様から、
・社員のモチベーションを同じ方向に仕掛けられる人
・寝技ができる人
・嫌われても信念を曲げない、ビジョンありきだが、経営にも物申す人
・経営方針を実現する使命の中で労使を協調させられる人
などのお答えが返ってきました。
「え、これってそうとう高度じゃん」って思って、
「そこまでになるのに何年ぐらいかかりますかね」と再度問うたところ、
「10年じゃない?」というお答え。
やっぱり10年かかりますか・・・。
いまは3年ごとに人事担当部門以外に異動してしまうので、
「ほんとうの人事一人前は、なかなか育たない」そうです。
そうですよねえ、同じ部署じゃなくても、人事部⇒事業所人事など、人事関連部門での異動ならいいけど、関係ない部門への異動や、そこからの異動で、3年ごとにローテーションしてたら、一人前になりにくいですよね(もっとも他部門経験は人事担当にとって貴重だけど)。
だから今、「一人前の人事担当」って昔のように育たなくなってしまった、という話になりました。
10年、別の言い方だとやはり「1万時間」、かな。一角になるまでには。
その10年を少し短縮できるのが「人事の学校」だったりするかなあと思いつつ、
今日はこのぐらいで。
当社も10期を無事に終了しました(無事?波乱万丈だけど取りあえず生きてる)。
ありがとうございました。
4月以降もよろしくお願いいたします。
西尾 太