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Column

人事の学校 基礎講座 改訂中

2017.6.8

夏至が近づいてきたなあ。梅雨にも入ったなあ。
僕は夏至に向かっている(昼が長くなっていく)期間が好きだ。
夏至を過ぎると、「あーこれから日が短くなるのね」と少々寂しくなる・・・。

さて、いま、時間を見つけて、「人事の学校 基礎講座」の内容を少しずつ改訂している。

この講座、コンテンツは2009年に作って、以後、2014年に少しだけ修正したけど、ほぼ同じ内容の講座を続け、今年で9年目に入っている。
毎月平日の夜と土曜の日中に実施していて、毎回、だいたい10人~15人の方が受講いただいている。
http://www.fournotes.co.jp/school/index.html

今回の改訂も大幅ではない。
そもそも、企業人事領域を体系化できないか、そしてどんな業種でも、どんな会社でも必要な人事の要素があるはずだ、ということで作ったコンテンツだ。

だから、できるだけ汎用的(どこの会社にも必要である)で、普遍的(時代とともにそう変わらない)内容にしようとしてきた。

なので、「もうちょっとこうした方がわかりやすいかな」とか「背景にある考え方を少し書き加えようかな」などというところを加筆したりしている。

はい、だから、これまで受講した皆さん、「大きく変わらないから大丈夫ですよ。」
でも、「もしよければ、もう1回受けるのもいいいかもしれませんよ。」
っていう感じ。

改めてテキストを見ても、「うん、このままで大丈夫」というところが多い。

とかく新しいものを追いかけがちであると言われる「人事担当者」。

それも大事。世の中がどう動いていて、他社は何をしているのかを知ることも大事。

でも、その中で、欠かせないもの、変わらないもの、というものも追及してもらいたいと思う。

「うちは例外」「特殊だから」という声は、人事担当者に限らず伺うことが多いが、それはもちろん、「どこの会社も個性がある」わけだから当然だと思う。
でも、人事制度構築場面や人事的なご相談場面において、「他社でも同じことがある」ということはほんとに多いことだ。

それだからこそ、人事という領域おいても、欠かさず必要なことや、考え方のベースにあるもの、については知っておいていただきたいと思っている。

MBAで学ぶことと、社会保険労務士さんが学ぶことの中間に、「実務としての人事」があり、人事の学校は、そこについてお伝えしたいと思っている。

もう「人事」って領域で仕事をして30年近くなっちゃったなあ。
困ったもんだなあ。
だけど伝えるべきことは伝えていきますよ。

西尾 太

 

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