コラム
普遍性という本質
先週は、今年最後の「人事の学校」週。
平日コースは「基礎講座③で採用について」、
土曜日コースは「基礎講座⑨で労働関連法規と人事関連規程について」、
土曜日のプロデューサーコースは、スピーカーとして岩崎弁護士に来ていただいて
「労働法規、判例にみる労務管理」。
そして名古屋では、「⑤人事制度の全体像 ⑥等級制度の概念について」、
多くの方にお越しいただきありがとうございました。
さて、「評価基準」は、
Amazonの「人事・労務」カテゴリーで、
瞬間風速とはいえ、1位となりました。
1位は1位
ほんとは、「人事・労務」というカテゴリーではないところ、
キャリア関係とか、自己啓発とか、そっちの方でランキングされたいんだけどね。
普通のビジネスパーソンに知ってもらいたいことを、「人事評価」という切り口から書いたんで。
また、ビジネス書の書評を書いていらっしゃるブログでも取り上げていただきました。
ありがとうございます。
http://blog.goo.ne.jp/n_kakihara/e/b5b3e2632bca10ee18195c91afbf3df2
Amazonでも、多くのカスタマービューもいただいています。重ねてお礼申し上げます。
さて・・・・
「人事の学校」は、もう7年近く、ほぼ同じコンテンツを提供させていただいている。
そして「評価基準」も、時が流れても変わらないものは何か、ということにできるだけ絞って書いています。
50歳代になると、もの忘れが日常的になってくるというけど、その意味は、
いらないものを捨て、ほんとうに大切なものを見るための、脳の働きだそうだ。
これを「コンセプチュアルスキル(概念化能力)」とも言う。
時代によって変わるものについては、それを追いかけることも大事だと思うけど、
変わらないことは何か、ということを見極めることも大事だと思います。
それが見えてくる(かもしれない)、あるいはそこを見なければいけない年代でもあるんだと、
自覚し(言い訳し)、こういった普遍的で汎用的なものを人事分野で探求していきたいと思います。
そう、前にも紹介した、かのハーヴィー・ペニックも、時代と共に変わらないことを本に記したから、
多くの読者を惹きつけたんだと思う。
ということで、もうすぐハトヤ。4126。今年の集大成、となるか。