コラム
普遍性・汎用性・網羅性
ゴールデンウイークは、あっという間に過ぎ去った。ゴルフには行ったが、それ以外はほぼ仕事。
とてもありがたいこと。とはいえ夏と9月のシルバーウイークはちょっと休みたい・・・かな。
さて、タイトルの普遍性・汎用性・網羅性。
50歳も近くなってくると、こういうことってやっぱりとっても大事だなあと思ってしまう。
人事制度には、これら3要素がしっかりと組み込まれていることが大切だ。
普遍性・・・変わりにくいもの。昔も今もこれからも必要なもの。
例えば、目標を明確にして、計画して、進捗を管理して達成すること。
発信力と受信力をバランスよく備えているコミュニケーションをとれること。
これらは、時代とともに変わらず必要なものだ。
汎用性・・・他業界・他社でも通用するもの。世の中で使えること。
普遍性と同様だが、「そこでしか通用しない」というものではいこと。
実は、「世の中で、他社でも通用する」ことを、「そこで」身に着けられると思えば、
人はそうそう、その会社を辞めない。
どこでも通用する人材が、「面白いから、成長できるからという理由でウチの会社にいる」
ということがある種理想ではないだろうか。逆は嫌でしょ。
網羅性・・・抜け・漏れがないこと。
人事は、あるいは人事制度を作るときの視点として、必要な要素をほぼ網羅していること。
「肝心なことが抜けているないか」「ほんとうにそれだけか?」という検証はとても大切である。
特にマネージャー以上の職位になってくると、偏っているモノの見方は危ない。
「想定外」はできるだけないようにしなければならない。
「想定はしているけど、あえて後回し」というのと「まるで考えてなかった」では大違い。
というわけで、人事制度にしても人事にしてもマネジメントにしても、
これら3要素、つまり基礎を備えた上で、オリジナリティに取り組みたいものだ。
いつも言うけど、基礎なきオリジナリティは、プロから見れば滑稽だ。
僕のこれまでのゴルフ(あるいはピアノ)と同じように・・・。
ゴルフ?基礎がないまま続けていたら、基礎を身に着けるのにえらい苦労をしている・・・、
といったところです。かえって厄介。
ほんとにはやく習っとけばよかった・・・。シャンクが止まらない・・・・。