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Column

評価は何のために?

2015.4.23

出張のホテルが取りづらい。大阪も京都も、岐阜も・・・。値段も上がっている。札幌もえらい高かったし、今週の大阪も高かった。この前は、えらい高いシティホテルかあるいはカプセルホテルか?という選択を迫られた。東京に出張に来られる方も、東京も取りづらいとのこと。

(関係ないけど、昨日は僕は大阪出張だったが、東京のオフィスでは救急車を要請するなど「ぎっくり腰事件」が発生してLineが飛び交っていた。お大事にね)

景気がいいのか?
外国人旅行者の皆様か(確かに多い)?
新入社員研修か(先日の京都は大手企業のそれだった)?
新卒採用の採用担当者の皆さんか?あるいは就職活動生か?

なにかしら、世の中が変わってきているように感じる。
オリンピックまではこれが加速していくのだろうか。いろいろなことが結構オリンピックまでの勝負のような気もしている。

さて、人事部門はとてもお忙しい時期だが、評価の時期にもなってくる。
毎年、GWは評価関係の仕事をしていたなあ。

3月・4月と、出張は人事制度導入の説明会をさせていただいたり、制度関連の研修をさせていただいたりということが多くて出張も多かったわけだけど、人事制度説明時に、クライアントの社員の皆様に、いま必ず聞いていることがある。

「人事制度とか評価制度とかって聞いて、どんなイメージを持ちますか?」
「ポジティブですか?ネガティブですか?」

いろいろなお答えが返ってきてそれはそれでとても興味深いが、

「人事制度って聞いて、イエーイって感じる方はいますか?」と聞いて、手を上げてくれる人はほとんどいない。

(そういうことを聞くコンサルもなかなかいなかろうが)

まあ、確かにそうであろう。

人事制度を(必要ではあるというご認識は持っていただいているだろうけど)ポジティブに捉える人も多くないだろう。

でもね。

僕はこう説明させていただいている。

「人事制度、とくに評価は、褒める、褒められるためのものなんですよ」。

等級制度も目標管理制度も、「褒めるネタ」であり、評価そのものは「褒める機会」なのだ。

もちろん、足りない点を指摘されることもあるだろう。

でもそれだけではなく、できたこと、達成したことを「よくやったね」って確認する作業でもあるわけだ。

そう考えたら、ちょっとポジティブになりません?

達成基準や行動要件があいまいだと、「褒める」ネタとしては中途半端になってなかなか明確に褒めることはできない。

褒めるためには、ある種の明確な基準も必要だ。

会社の中で、褒められていますか?褒めていますか?

どうでしょう。

人事制度は、社内で褒めあう仕組みなんだって思ってもらえたらいいなと思っています。

そう説明すると、人事制度説明会も、ちょっと雰囲気変わるんですよ。

これからの評価シーズン、そういうふうに考えて取り組んでいただけたらと思います。

僕ですか?めったに褒めません!

岐阜駅前の織田信長像。かくありたい?

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