コラム
(番外編)ママチャリ日本グランプリ
5日からトップスピードで仕事をしているし、経営上結構重要な決断をしようかというときに、
(ちゃんと仕事してます。してますが、許してください。楽しい貴重な経験だったもので番外編お許しを。)
経営者のお仲間10人で、
「スーパーママチャリ日本グランプリ」に参加してきた。
http://www.japan-racing.jp/fsw/15/15mama_s.html
富士スピードウエイをママチャリで7時間のうちに何周できるか、という耐久レースである。
このイベント、これまで僕は知らなかったが今年で8回目である。
僕らのチームは前日に山中湖に宿泊し、先発隊は2時発(お疲れ様です)、本体は5時発で富士スピードウエイに向かう。
(前日お昼前から場所とりをしているチームもいた。気合は半端ではない。)
ママチャリは各チームで持参。厳しい(?)レギュレーションチェックもある。
サドルの位置は最初に設定した後変更できない。
1400チーム以上が参加しており、7時間以上過ごす場所取りもたいへんだ。
(危うく僕たちは根無し草になりそうだった)
1400チーム×10人までのチーム+応援の人たちで3万人のイベントであり、
大混雑である。クルマ1台に3人乗っていたとしても1万台のクルマだ。
ほんとに「ごくろうさん」である。
なんとか準備を整えて、8時にスタート。
1周約5Kmをリレーする。
これがきつい。高低差35メートルとのことだが、下りは快調でも、
上りのきつさは想像以上だ。
自転車を降りて押さないと体力がなくなってしまう。
それでも抜かれるのは気持ちよくないので、実力以上に必死になり、
ますます体力を失う。ゼーハーゼーハー。年を感じる・・・。
僕たちはおよそ1周15分前後かかったが、早いチームは10分を切るところもある。
どういう体をしてんだか。
15分ごとにピットで交代するのでおよそ2時間半に1回自分の番が来るが、
1周しただけで、「もう十分です、かんべんしてください」という状態だ。
(僕は長老だったので、2周で済んだけど)
待っている間は、小さなテントを張って、自分たちで持ち込んだ豚汁やおでん、うどんをコンロで温めて、
ちょっとしたキャンプな感じであり、他のチームは本格的なテントやバーベキューをしている。
7時間長いかなと思っていたが、15分後とに選手交代もあり、あっという間だった。
僕たちの目標は1000位以内に入ること。
レースの経過は常に表示されている。終盤、990~1010位ぐらいにちょうどいて、
それも盛り上がる(ドライバーにはプレッシャーになる)要素だった。
そして結果は950位だった。目標達成。
ゆるゆるとレースをするつもりが、次のドライバーにバトンを渡すため、倒れこむほど必死になるメンバー。
結局富士山なんか見ちゃいられない。
それでも950位が精一杯ってどういうことだろ。
ママチャリ恐るべしである。
寒さ(朝はかなり寒かった)、きつさ、つらさは覚悟していたが、
それでも非常に楽しかった。
来年は、チーム数を増やして参加するか、という声もあがっている。
(走ってる最中は、もうたくさん!って思ってたけどね)
当社メンバーも強制的に連れてっちゃおうかとも考えるが、
興味のある方はご一報ください。
周囲を見てみると、会社で参加しているというのチームがたくさんいた。
会社のユニフォームやロゴの入ったツナギを着ているチームも多い。
レースには出ないが、バーベキューに来た、という人たちも多い。
会社の福利厚生、親睦にもいい機会だと思う。
(準備とかたいへんだろうけど、怪我とか考えたらやや面倒かもしれないけど、
労災にならないような手続きも必要だけど・・・・)
順位を狙うチーム、コスプレチーム、のんびりしているチーム、子供など様々なチームだったが、
こういうのは盛り上がる。
結局、僕らは必死でみんな実力以上を出していたと思う。さすが経営者。力は出し切る(あとが大変だけど)
それも貴重な機会になる。
参加させていただきありがとうございました。
はい、ということで遊んできました。
次回からは、もっと人事らしいこと、書きますので許してください。