コラム
萩
コンペで立て続けに優勝してしまったり(実力ではなくハンディキャップのルールで)、ジャンケン大会でコーヒーメーカーを引き当ててしまったり(これも実力ではない)、空気の読めなさを遺憾なく発揮している僕ではありますが、また、FBを見ていただいている方からは、「ゴルフしかしていないのではないか」というコメントをいただく僕ではありますが、毎週ほぼ6日以上は働き、来週の金曜日までぶっ通しで仕事ですので悪しからず。
そんな中、先日、島根⇒山口への旅をして、萩で松下村塾の見学などをしてきた(これは仕事か遊びか微妙)。 ご一緒させていただいた皆様ありがとうございました。
松下村塾を「まつしたむら塾」と読んでしまったあなた。勉強しましょう!(僕も何年か前までそうだったけど)。
山陰へはなかなか行く機会がなかったので、とても楽しみにしていた旅だった。日本全国、どこへ行っても人々の営みがあるんだなあとつくづく感じた。
石見空港から益田⇒萩⇒津和野と回り、それぞれに味わいがあった。
特に萩は、長州藩の藩都であったところで、吉田松陰を筆頭に幕末維新の主役たちを輩出した町だけども、実際行ってみると、申し訳ないが便利なところではない。大きい町でもない。
そこから日本を変えていくエネルギーが生まれたことに、不思議な感銘を受けた。
吉田松陰の生家から見える景色は、萩の町全体が見える眺望で、そこで大志を持ったのかどうか、「眺めがいいことも、大切かもしれないなあ」というあまり深くはないかもしれないけど、そういう思いも持った。
29歳で亡くなったというのに吉田松陰の影響力は絶大で、神社となり、今も松下村塾に訪れる人は後を絶たない。
来年の大河ドラマの舞台である萩の町はこれから盛り上がるだろう。 来年になったら松陰神社ももっと混むんだろうな。 とても貴重な学びだったと思う。
歳を重ねるにつれ、学べる機会が少なくなっていくような気がしている。
先日、クライアントの社長とお話していたら、「叱ってくれる人がなかなかいない」という話になったが、そういう人を見つけると共に、 学べる機会をもっと増やさないといけないなあと思う。 (参加している経営者の勉強会や団体で、自分が最年長かそれに近いことにややショックを受けている。)
今年は伊勢神宮(伊勢には来年も行こう)、松下村塾と、本来「もっと早く行けよ」というところに行くことができた。 貴重だなと思う。
今週末は最大500人の学生と有力企業の人事担当者様のセミナーのファシリテートをさせていただく。
これはまた緊張感高まるイベントだが、それも学ぶ場としてしていきたいと思う。
空気読んで優勝しちゃわないようにすることも学ばないとね(ハンディキャップのつき方が運試しなんで難しいんだけど)。