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Column

誓い

2014.1.12

メンバーに仕事を任せて(伊藤ちゃん、曽根さんありがとう)、小田先生と、異様にテンションの高い30人の仲間と伊勢神宮に行ってきた。

伊勢神宮には、5歳か6歳の頃に両親に連れて行ってもらっているのだが、伊勢・志摩方面に旅行したかすかな記憶と写真があるだけで(鮮明なのは「せっかくだから東京から高速バスで行こう!」と父が言い出し東京駅へ行ったがチケットが予約されておらず、結局新幹線で行ったということと、真珠と海女さんぐらいだ)、実質的には初めてと言っていい。去年熊野に一人旅をしたときも、ちゃんと伊勢神宮には行けなかった。

式年遷宮の年だからということも貴重だが、とにかく行きたかった。そしてほんとうにすばらしい旅になった。

伊勢神宮に行こうと思うということは、実は「呼ばれているんだ」とも言われているとのこと。人生のこのタイミングで呼ばれたのには意味があるのかもしれない。

単にお参りするだけではない。

4時間に及ぶ小田先生の「神道」に関する講義を受け(これがすごく興味深く面白い)、それから天照大神と自分自身に伝える「誓い」を文章にしたため、それを胸に参拝する。お願いをするのではなく、誓う。

八百万(やおよろず)の神というが、それだけの数の神がいる、ということは我々ひとりひとりも神である、という考え方がある。

五十鈴川。僕がお世話になった会社の名前もここから来ている。

確かに神話の中に出てくる神はどなたも人間くさい。「そこに神がいると思ったら、いる」ということだそうだ。
神社に必ずあるのは鏡だが、「かがみ」から「我(が)」を取ると「かみ(神)」になるとも教えていただいた。

テンションの高い仲間も夜、それぞれが時間をかけて自分の誓いをしたためていた。お酒もほどほどに、または身を清めるとして飲まない人もいた。とても真摯で前向きな人たちだ。字の下手な僕も、時間をかけて下書きをし、そして丁寧に清書した。

翌朝から外宮、内宮と参拝し、御垣内(みかげうち)参拝までさせていただきながら、自分が書いた誓いの文を胸にお祈りする。自分のこれからの人生のありかた、目的、目標について念じて誓う。

僕が誓ったのは事業を通じて為し遂げていきたいことと周囲の人々に対してのこと。人事のスタンダードを作り広め、関わった人たちが真に生き生きと働いていただけるようにしていくこと。また、「仕事」と「人」の豊かな出会いの機会と場を作っていくこと。

深く想って誓った情念は形になる、そうだ。

いただいた色紙と誓い

伊勢神宮の荘厳な空気と、旅の途中出会ったで虹と雪と月と青空。不思議でいろいろ感じることができた時間だった。この経験は一生忘れないだろう。

まじめでしょう?

参拝終了後は別のスイッチもオンされ、おかげ横丁⇒名古屋駅地下⇒新幹線と熱いトークが続く。
松阪牛丼、 伊勢うどん、ひつまぶし、味噌カツ・・・。

S先生、なんでそんなに食べられるんですか?、Tさん、何度も迷子になっちゃいましたね、抱腹絶倒でした。Nさん、団体行動できるじゃないですか、Iさん、僕と同部屋できっとご迷惑をかけたことでしょう・・・・。とても楽しかった。

小田先生と一緒に行ってくださった仲間のみなさん、ありがとうございました。ご一緒できたこと、とても嬉しく思います。

誓いを胸に、仕事全力でがんばります。

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