Column
コラム
勤続とロイヤリティ
2009.5.20
「骨を埋める」ということについての話を前回しましたが、そうはいっても「骨を埋める覚悟」というのは、経営者や採用側からすると評価に値するお覚悟のようです。
でもほんとうにそれでいいのでしょうか。
骨を埋めるというのは、定年まで働く、長く勤続するということでしょう。そういう人の方が、その会社に対するロイヤリティが高く、信頼できる、ということなのでしょう。
ほんとうにそうでしょうか。
その会社のことを思うからこそ、身を引く、ということもあるのではないでしょうか。
その会社のステージが変わり、自分が貢献できる分野が少なくなってきたから、ほかに移るということもあると思います。
自分で自分のクビを切れる人、その覚悟がある人、が実はロイヤリティが高かったということがあります。
骨を埋める=長く働く・・とロイヤリティは比例しない、ということです。
「より高い条件のところに動く」というのでもなく、「会社にぶらさがる」というのでもないカテゴリーが、確かにあると思います。
採用担当は、自社のステージに合わせて、そこを見極めていく必要があると思います。
僕ですか?ロイヤリティ高かったと思いますよ。そうでないと採用活動できませんもん。あんまりご理解いただけなかったかもしれませんけど・・(言葉遣い悪いからかなあ)