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Column

傍を楽にする

2013.9.20

先日朝のテレビを見ていたら、仲代達也さんが、

「食うために生きるか、生きるために食うか」という言葉を発していらっしゃった。

前々回の「目的と結果」に通じるものだが、深い言葉だと思う。

この「生きる」を「働く」という言葉に置き換えると、さらにわかりやすい。そうすると「働く」という動詞の意味合いが大きく異なってくる。

働くとは「傍を楽にする」という意味合いもあると言う。この「傍」は家族とか周囲の人という解釈もあるが、「顧客や社会」と置き換えることもできる。

「世のため人のため」というやつである。

というわけで、生きるために食う、から変換を重ねていくと、「世のため人のためになるために、食う」ということになろうか。

「モットモラシイ」というのは重々承知しているが、僕の周りでも「生きるために、働くために食う」という人は確かにいらっしゃって、なんだか充実していて、幸せそうに見えるのは、気のせいだろうか・・・。

僕ですか?健康のために食わないようにしている」でしょうか・・・・。なかなかできませんけれども。

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