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Column

今日が人生最後の日だったら

2011.10.6

「大病を経た自分は、毎朝鏡に映る自分を見て「今日が人生最後の日だったら今日のことは本当に自分がやりたいことか?」と問い、「ノー」の日が何日も続くのなら何かを変えなきゃと思った」
スティーブ・ジョブスの有名な言葉だ。(永井さんのFacebookのコメントで改めて思い出しました)

僕にもそういう時期はいままでにたくさんあったし、そういうつらい朝を迎えたことが何度もあり、そして「何かを変えなきゃと思った」ことは今もそれは続いていて、決して毎日のすべてが「今日のことは本当に自分がやりたい」であるわけでもない。

でも、まずは「何かを変えなきゃ」と思うことはとても大事だし、それがあるから今の自分がいるわけでもある。

ただ、「何かを変えなきゃ」と思った時に取った選択・行動が、必ずしも前向きであったとは限らない、という点が、なんというか、ジョブスとの大きな違いなのかなとも思う(比べられる存在じゃないことは百も承知だけどね)。「その現実から逃げる」という行動を取ったこともある。

人事の世界も転職の世界も、仕事を進めていく世界も、さらにプライベートでも、「今日が人生最後の日だったら今日のことは本当に自分がやりたいことか?」と問い、「ノー」の日が何日も続くのなら何かを変えなきゃと思う」こと、その繰り返しってとても大切だと改めて今日思った。
それから、人事に携わる人にとっては、自身のことについても社員のことについても、この言葉をとらえながら仕事をしていくことも必要ではないかと思う。「対象の社員が、「ノーの日」が何日も続いてないか・・・・。

?何かを変えなきゃと思うこと
?そしてそれに対して、できるだけ前向きに変える行動を選択して実行すること

ご冥福をお祈りいたします。

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