コラム
ストレスの兆候
コラムの掲載が多い時は、現実逃避したい時、かも。
取り組まなければならない仕事が目の前にあるけど、取り組むことになんか壁があって、ちょっと違うことしたい時に書くことが多い気がする。
人事部長時代は、例えば大量の雇用契約書への捺印。取り組むべきものに取り組んでいるときに「ハンコ下さい」と言われると、「やだ!」と言ってしまうが、取り組む直前に逃避したい時などは、捺印などの単純作業でかつ、ちっちゃな達成感(100枚の捺印が必要ならばそれなりに大変なので、終わると達成感を味わえる。給与明細の袋詰めとか、そういう作業にも達成感を感じたものだ。)を味わえるし。
そう、僕に捺印してほしければ、タイミングを見計らってほしかったんだよ。
(やだ!、って叫んでも、叱られたうえにやらされるけどね。まあ、時給を一桁間違えた雇用契約書とかは気をつけようね)
今日の本題はこれではなくて、ストレスの兆候だった。
誰でもストレスはある。感じる感じないは様々だろうけど、つぶれないためには、ストレスの兆候に自分で気がつくことが大切だ。
がんばり続けることはとてもいいことだけど、がんばりすぎてつぶれてしまっては元も子もない。
ある一定水準のストレスや疲れを超えてしまうと、自覚症状が無くなってしまうような気もする。ちょっとした「ハイ」な状態なんだろうか。それを続けると、「ドーン」と来る。そうなると立ち直るのに時間がかかるので、そうならないうちに、手を抜くなり、休むなり、「今日できる仕事は明日やろう」って決めたりしなければならない。
うん、仕事で大切なのは、「今日できる仕事は(明日でもよければ)明日にしよう」ということだ。「今日できる仕事は今日中に終わらす」ってのは基本だろうけど、そこは応用編だ。先送りも重要なスキルだ。仕事ができる人は先送りをしながらもここぞというときは決めている。
で、自分が限界に近いことを気づくポイントを知っておくといい。
僕の場合は「じんましん」。だいたい夜出る。ちょっと難しいものを食べると(ホタテ大っ嫌い)、普段は出ないのに出てしまう。しんどいときはほぼ毎日夜になると(そんなにひどくはないけど)手足にじんましんが出る。
それは疲れている証拠で、続けると、まあ風邪なんだかなんなんだかで、倒れてしまうことも多かった。
独立してからダウンすることはないけど(ダウンできないし、それに適度にマイペースでいられるからか)、最近、夜にじんましんが時々出るので、疲れているのかもしれない。
ということで人それぞれだろうけど、甘いものが欲しくなるとか、誰かに当たり散らしているとか、お酒の量が増えるとか、体重が増えるとか減るとか、客観的に心と体の状態がチェックできる指標を見つけるといいと思う。
それを知っている人は、強くなれるよね。