コラム
人事の意志が試されるとき
昨日、大手企業の春闘の回答が一斉に出ましたね。
まあ、予想通り。
満額回答は当然で、満額以上というところもありました。
(満額以上って、組合さんは何をしていたのでしょうか・・・)
前回の投稿で、賃上げについて書きました。
ベア(ベースアップ)と、定期昇降給は別に考えましょうと。
また、基本給等の月例給は上げる方向にせざるを得ないだろう、と。
その分、賞与においての弾力性を持つよう、
給与制度を見直していこう、というようなことでした。
一方、ホルムズ海峡が心配です。
大手の回答が出揃ってきている中での、
中小企業の賃上げについては、原油高を含めての物価高、
先行きの不透明さから悩ましい、とニュースでも言ってましたね。
まあ、そうですね。
見通しがつきません。
しかし、敢えて言うなら、
「それでも5%程度のベアを含む昇給原資(個々人は評価によるけど)」は
確保して、給与改定に臨むべきだと、改めて申し上げたいです。
その上で経営努力をしていくしかないでしょう。
人事担当の方は、
意を決して、経営者と話し合ってください。
そして、上がる固定的給与は、やっぱり賞与の弾力性で対応する、
そこはもう、人事の皆さんの「想い」「意志」を持って働きかける、
それが現状ベターかなあと思います。
月例給は基本、上げましょう(個々人の評価によるけど、繰り返しますが)。
人事は世の中の状況をよく見て学びながら、
経営リスクも想定して、働きかけをして、会社と社員の成長を働きかける仕事です。
そこをしっかり踏まえてこの時期に臨んでいただきたい。
今回言いたいことは以上なんですけど、
オイルショックの思い出を、ついでに書きます。(もうここまで読んでいただければよいです)
1973年のオイルショックを覚えている方はどのくらいいるでしょう。
僕は8歳でしたので、おぼろげでしか覚えていませんが、
確かにトイレットペーパーを先を争って買い占めようとしている姿を
テレビで(白黒だったかなあ、カラーだったかなあ)で見た覚えがあります。
あと、銀座のネオンが消えたりね。
子供の僕にはあまり実感も何もわかりませんでしたが、
なんか騒いでいるなあという記憶はあります。
50年以上前ですので、今とは世の中違いますが、
当時ほど、「まだ騒がれていない」なあというのが実感です。
まあ、それでいいようにも思います。
一喜一憂しない、ちょっと俯瞰的に見る。
なるようにしかならない。
あとは自分にできることをする、ってだけですかね。
何か言いたいか、というと、思い出話をしていだけなので、
結論はありません。
EVだー、って投資をして赤字になってしまう自動車会社、
ジョブ型だーって言って、「期待した成果は確認できない」という記事(3月9日日経新聞)、
ちょっと事例が極端かもしれませんが、
一歩引いてみるものも必要だとは思います。
賃上げもね。
桜が開花したんですかね。
戦争している国があるのに呑気だなあとも思いますが、
それが今の日本のいいところ、先のことはわからない、
って考えみるのもいいかもしれませんね。
クルマのエコモードってほとんど使わなかったんですけど、
先週から使っている西尾でした。
西尾 太
