コラム
「人事で一番大切なこと」
1Kg体重落とすのに、7000Kカロリー消費しなければならないんですってね。
最近、挫けていた運動を、来年の人間ドック目指して改めて再開したところです。
それによって、この2週間で合計2760Kカロリーほど消費したことになりますが、
お酒も飲んでいるし食べてるし(出張はついつい食べて飲んでしまいます)、
効果はさほど期待できないのかな。
でも運動すると体も軽くなるし、血圧も下がるみたいだから、悪いことじゃないですよね。
さて、11月24日に、新刊「人事で一番大切なこと」が、日本実業出版さんから刊行になります。
13冊目です。日本実業出版さんをはじめ、協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
「人事制度の基本」(この度4刷になりました!こちらもありがとうございます)から約1年、
今年の初夏から、ちこちこと書いてました。
この本、実のところ、2017年に出した「人事ポリシー(方丈社刊)」を時代も変わり、かつ人事ポリシーの重要性がこの時期とても高まったという考えもあり、大幅に加筆修正して出版していただいたものです。
まあほぼ全編書き直し、及び図表も多く入れていただきました。
ぜひ手に取っていただければ嬉しいです。
結局、ここでもいろいろ言ってきましたが、
人事は「やり方」よりも「考え方」が大切だということです。
「どのように考えて」、「そのやり方を行うのか」がしっかりしていないと、
結局のところ失敗します。
人事に正解はないとよく聞きますが、失敗はたくさんあるわけで、
それを「しかたないよね」で済ますわけにはいきません。
故野村克也さんが、言っていました。
「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。」・・・。
人事の失敗に不思議の失敗はない、とも言えると思います。
「なぜそれをするのか」「なぜそれをしないのか」を決める前に、
ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ立ち止まって、よく考え方をまとめてください。
ということで、本は書いたけど、ダイエットは続けられるんだろうか。
「ダイエットの失敗に不思議の失敗はなし」だよね。
だいたい長続きしないんだよね。来年の2月まで続けられますかね。
(既に自分の信念を疑っている)
今年ももうひと月ちょっと。がんばりましょう。
西尾 太