評価制度も人事の悩みも、
普遍的な体系で
一気に解決する人事のプロフェッショナル

Case
ユタカ株式会社

みんなが気持ちよく褒め合う企業にする

事業管理グループマネージャー 前田宏幸 氏

Q:人事制度構築コンサルティングを受ける前の自社の課題を教えてください。

元々数人で始まった会社でしたが、だんだん社員数も顧客も増え、売上も上がってきたので、改めて会社としてちゃんとしなくては、というのが経営陣の悩みでありました。

従業員からは「うちは何で評価されているか分からないから、基準をもっと明確にしてほしい」という不満があり、マネジメントをしている人たちも、何を持ってマネジメントをしているのか、何を褒めていいのか、何を叱っていいのか、などの軸も基準もない状態でした。

Q:人事制度を導入して、社内の反応はいかがでしたか?

もちろん、メンバーからの反発はあります。「手間がかかる」、「こんな事務的に評価が決まるんですね」など。一方で、良かったことは、マネージャーから「MBO(目標管理)シート等のツールがあって評価しやすい」、「メンバーの目標を決めやすい」、「組織をどう動かしたらいいのかよくわかる」という声があったことです。メンバーも「基準ができたので、どう頑張ればいいのかわかりやすくなった」と言ってくれました。

また、当初はMBO(目標管理)シート導入に対して自分自身ネガティブな考えだったのですが、結果的に良い影響があった、と感じた意見がありました。

それは、あるメンバーから「MBO(目標管理)シートを細かく記載するのは手間がかかり大変だったので、軽くマネージャーと会話する程度で目標を設定しました」と言われたことです。

僕としては、MBO(目標管理)シートはコミュニケーションツールのひとつとして捉えています。マネージャーとどう頑張るか、ということを会話した、ということが大きな成果だと思っています。「自分がどう成長するか」、「どう頑張らなきゃいけないか」を上司と話し合って決めて、それを「がんばりましたね」と上司から言えるかどうかが重要です。それがツール有り無し関係なくできている、という状態が望ましいと感じます。

Q:今後の社内の変化に期待はありますか?

期待している、というか、そうなるように努力していきたいことは「こう成長したい」、「こうがんばろうね」などを、自発的に考えるようになることと、そういう会話を積極的にしてくれるようになることです。特に「これができるようになったね」と、お互いを褒めるようになってほしいと思います。最終目標は、みんなが気持ちよく褒め合う企業にしたいですね。そのほうが、会社が平和で、もっと成果も出ると思います。

Q:人事制度導入について悩んでいる企業へのメッセージをお願いします。

「評価制度を導入する」というと斜に構えてしまいがちので、「自分の会社の従業員を成長させるためのものを導入する(評価の軸を持ちましょう)」と捉えると、導入しやすいと思います。評価制度は、給与や労務面、研修、育成にも派生する軸になります。
評価制度が会社を作った当初からあれば、会社を成長させるのにすごく役立ちますね。ぶれなくなる、というか、会社の思いを社員に反映させやすくなります。
これは、企業規模関係なくやるべきだと感じています。

会社名:ユタカ株式会社
代表者:代表取締役 徳永知正
設立:1987年(昭和62年)6月3日
社員数:70名
事業内容:イベント美術施工・設営・装飾/イベント施工時の安全管理/イベント・ロジスティックサービス/ホテル及びホールでのイベントに関わる特殊什器のレンタル等
WEB: http://www.yutaka-inc.jp/

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